不動産の売却方法はなにがいい?即時買取の流れについても解説

不動産売却

比嘉 康太

筆者 比嘉 康太

不動産キャリア4年

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不動産の売却方法はなにがいい?即時買取の流れについても解説

不動産の売却を検討しているものの、「いつ買い手が見つかるかわからず不安だ」「まとまった資金をなるべく早く手に入れたい」とお困りではありませんか。
購入希望者が現れるまで長期間待ち続ける従来の仲介売却とは異なり、不動産会社が直接物件を買い取る「即時買取」という方法を選択すれば、そのお悩みをスムーズに解決できます。
本記事では、即時買取の仕組みをはじめ、事前に把握しておくべきメリット・デメリットや、この方法が向いている人の特徴について解説します。
住み替えや相続などで、お持ちの不動産を素早く手放したいとお考えの方は、ぜひご参考になさってくださいね。

即時買取とは?

即時買取とは?

不動産の即時買取を検討する際には、主に仲介との仕組みの違いや売却の流れをおさえる必要があります。
まずは、即時買取とはどのようなものかについて解説します。

即時買取の定義と違い

即時買取とは、不動産会社などの宅建業者が買主となり、売主から直接物件を購入する売却方法です。
仲介のように購入希望者を探す広告活動や、内覧対応を重ねる必要が少なく、取引相手が最初から明確な点が異なります。
そのため、価格や引渡し日などの条件を早い段階で確認しやすく、売却計画も立てやすいでしょう。
また、売買契約も不動産会社と直接結ぶため、手続きの流れがシンプルになりやすい特徴があります。
さらに、引渡し後の欠陥に対応する契約不適合責任も、特約で免除されるケースが一般的です。
こうした仕組みを知ると、初めての売却でも仲介との違いを整理しながら検討できます。

現金化までの期間目安

即時買取は、物件情報をもとに概算価格を出す机上査定から始まるのが一般的です。
机上査定とは、現地を訪問せず資料や周辺相場から価格を確認する簡易査定で、1~2営業日ほどで目安を把握できます。
その後、訪問査定で室内や設備、周辺環境などを確認し、正式な買取価格が提示される流れです。
そして、金額や引渡し時期に合意できれば売買契約を結び、決済日に代金を受け取ります。
仲介では3か月~半年ほどかかることもありますが、即時買取なら最短1週間~1か月ほどで現金化を目指せるでしょう。
個人買主のローン審査を待つ場面が少ない点も、予定を立てやすい理由です。

相場と買取価格の関係

即時買取の価格は、仲介で売る場合の相場を基準に、60%~80%ほどで設定されることが一般的です。
たとえば、仲介で3,000万円が目安の物件であれば、買取価格は1,800万円~2,400万円ほどが一つの参考になります。
価格に差が出るのは、不動産会社が購入後の修繕費や税金、広告費などを見込んで再販売するためです。
また、売れるまでの管理費や価格変動のリスクも、査定額に反映されます。
そのため、提示価格だけで判断せず、早く確実に売れる安心感も含めて比較することが大切です。
納得して選ぶためにも、査定の根拠や条件は事前に確認し、複数の視点で見比べてください。

即時買取のメリット・デメリットを比較

即時買取のメリット・デメリットを比較

前章では、即時買取の仕組みや流れについて述べましたが、実際に利用するうえでどのような特徴があるか気になりますよね。
ここでは、即時買取のメリットとデメリットについて解説します。

即時買取のメリット

即時買取の大きなメリットは、不動産会社が直接買主になるため、売却時期を見通しやすいことです。
買主を探す販売期間が短くなりやすく、住み替え費用や相続手続きに必要な資金計画も立てやすくなります。
また、直接取引となるため仲介手数料が不要になり、売却時の費用負担を抑えやすい点も魅力です。
さらに、購入希望者の内覧に合わせて掃除や予定調整を重ねる必要が少なく、日常生活への負担も軽くできます。
広告を出さずに進められるため、近隣に知られにくく、売却後の修繕責任を整理しやすい点も安心材料です。
慌ただしい事情がある方にも、落ち着いて進めやすい方法です。

即時買取のデメリット

一方で、即時買取は、再販売を前提とした取引のため、仲介より売却価格が低くなりやすい点に注意が必要です。
不動産会社は、購入後の改修費や税金、販売活動にかかる費用を考慮して価格を提示します。
そのため、仲介なら3,000万円が見込める物件でも、買取では2,100万円前後になる場合があります。
また、広く個人の買主を探す方法ではないため、立地や学区を強く希望する方が高値で購入する機会は限られるでしょう。
ただし、価格の理由や引渡し条件を確認すれば、手取り額とスピードのバランスを冷静に判断できます。
納得感を持つには、査定内容を聞くことも大切です。

比較と判断の基準

即時買取を選ぶかどうかは、まず現金化したい期限があるかを整理することから始めましょう。
転居や納税、住み替え資金の準備などで時期が決まっている場合は、売却日を見通しやすい即時買取が有力な選択肢になります。
また、築年数が古い家や修繕が必要な家は、現状のまま相談しやすい点も判断材料です。
反対に、建物の状態が良く時間にも余裕があれば、仲介で幅広く買主を探す方法も検討できます。
住宅ローンが残っている場合は、買取価格で完済できるかを事前に確認し、優先したい条件を明確にしておくと安心です。
家族と共有しておけば、判断のずれも防ぎやすくなります。

即時買取に向いている方の特徴と活用シーン

即時買取に向いている方の特徴と活用シーン

ここまで、即時買取の仕組みと良し悪しを解説しましたが、ご自身に適しているかどうかもおさえておきましょう。
最後に、どのような方が即時買取に向いているかについて、解説します。

現金化を急いでいる方

即時買取は、転勤や転職で遠方へ移る予定があり、売却日を早めに決めたい方に向いています。
新居の購入資金や引っ越し費用を用意したい場合も、決済日を見通しやすい点は大きな支えになるでしょう。
また、離婚に伴う財産分与では、不動産を現金化することで分け方を整理しやすくなります。
共有名義や住宅ローンの確認が必要な場合でも、早めに条件を固めれば話し合いを進めやすいです。
さらに、相続人が複数いる相続物件でも、売却して現金で分ける方法は公平性を保ちやすい選択肢といえます。
相続税の納付資金を準備したい場面でも、時期を読みやすい点が役立ちやすいでしょう。

住み替えや空き家解消

住み替えでは、新居の購入と今の住まいの売却時期を合わせることが、資金計画の大切なポイントになります。
即時買取なら、買取価格と引渡し時期が早めに決まりやすく、全体の予定を組み立てやすいでしょう。
また、空き家を所有している方にとっても、管理の手間や維持費を減らす方法として利用しやすい売却方法です。
固定資産税や火災保険料、見回りの負担が続く物件は、早めに方針を決めることで気持ちも軽くなります。
さらに、築年数が古い家や家具が残る家でも、改修や残置物の扱いを含めて相談できる場合があります。
空き家の劣化が進む前に動ける点も、見逃せないメリットでしょう。

手続きの注意点と書類

即時買取を進める際は、登記済権利証や登記識別情報通知、印鑑証明書、身分証明書などを早めにそろえましょう。
固定資産評価証明書や住民票が必要になる場合もあるため、事前に不動産会社や自治体へ確認しておくと安心です。
また、相続物件では、亡くなった方の名義を相続人へ変える相続登記を済ませてから売却手続きに進みます。
住宅ローンが残っている場合は、抵当権を抹消できるか金融機関に確認することも欠かせません。
さらに、家具や生活用品が残っている場合は、撤去の要否や費用負担を契約前に相談しておくと、決済までの流れがスムーズです。
書類と条件を早めに整えるほど、引渡し前の不安も軽減できます。

まとめ

不動産の即時買取は、不動産会社が直接買主となり、最短1週間~1か月ほどで現金化できる売却方法です。
買取価格は相場の60%~80%ほどですが、仲介手数料が不要で、売却時期や資金計画を早く見通せます。
転勤や相続で現金化を急ぐ方、住み替え予定がある方、管理が大変な空き家を早く手放したい方に適しています。

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